【北区を守るポンプ】

北区の濁川に新郷川排水機場という「農林水産省」と書かれた建物があります。

濁川インターを降りて海の方に向かうと川沿いにあるので見たことある方も多いのでは。

北区が主催する「北区水辺大学」という取り組みがあり、北区の水辺についていろいろと学べるようだ、ということで応募したら当選したので伺ってきました☺(こういうのに申しこんで初めて当たりました)

北区選出の米野議員もいらっしゃいました。

さて、この新郷川排水機場。写真にも貼りましたが、福島潟周辺は海よりも地盤が低いので雨水や山から流れてきた水が海に流れ出てくれません。

だからこそ福島潟があるのでしょうが、この地域の水はけを何とかしなければ、ということで完成したのがこの新郷川排水機場です。

福島潟側の低い位置から流れてきた水をポンプでくみ上げて、海に流していきます。

24時間稼働して水をくみ上げています。

昭和29年建設当時は「東洋一」と言われるほど大規模なもので、現在は、新潟市西区にある新川河口排水機場に次いで、新潟県で2番目に大きな排水機場となっています。

それで何で船に乗っているの?ということですが、水の高低差をその目で確認する為でもあります。

ポンプ場の南北?(東西?)で水の高低差があるので船で海へ出ることができません。

なので、ポンプ場の中で水位を調整して船の行き来ができるようになっているのです。

具体的にはプールのような場所に入ると水門が下がって、そこに水を入れたり抜いたりして水位を調整してまた水門を開けて出ていくと。

こういう感じ。

新潟は水の恩恵を受けつつ、水と戦ってきた歴史。

先達たちが築いてきた基盤のおかげで水辺で楽しむことができるようになりました。

やすらぎ堤もミズベリング!とか昔は考えられなかったことが今可能になっています。

こういうことを「当たり前」と思うのではなく「有難い」と感謝することが大事ですが、なかなか私もそうですが、そこまで日常の中で頭が回らない。

こういう機会が気持ちを新たにしてくれます。

今回の「北区水辺大学」は新潟市公式LINEで流れていました。私は新潟市HPの新着情報から情報をゲットしました。

ぜひぜひ新潟市の発信する情報にも目を停めていただけたら嬉しいです。

本日はここまで。

それでは本日もよろしくお願い致します!!

今日もきっと、いいことがある。